Silhouette、クリスティン・クンケルをキーアカウント・EC・トレーニング部門責任者に昇格

ハンドクラフトによるラグジュアリーアイウェアを手がける世界最大の独立系ファミリー企業 Silhouette は、2025年12月15日付でクリスティン・クンケルを米国セールスチームのキーアカウント、eコマースおよびトレーニング部門の新責任者に昇格させたと発表した。クンケルは新たな役職において、キーアカウント全体の戦略立案と実行を統括するとともに、包括的なトレーニングプログラムの構築を主導する。これらのトレーニング施策は、Silhouette と全米の眼鏡専門家および小売パートナーとの関係強化を目的としている。

Silhouette のセールス担当バイスプレジデント、セレステ・ヴォスは今回の昇格の重要性を強調し、クンケルの新たなリーダーシップは Silhouette の長期戦略における教育とパートナーシップの「極めて重要な」役割を示すものだと述べた。また、ヴォスによれば、新設されたトレーニング部門は現在、全4地域に専任トレーナーを配置しており、顧客体験の向上と、パートナーの成長を加速させるための知識やツールの提供において中核的な役割を担っている。ヴォスはクンケルのビジョンが、同社が提供する専門性と価値をさらに高めるものと確信していると語った。

クンケルは2021年に米国キーアカウントおよびeコマース責任者として Silhouette に入社し、全国規模のアイウェアパートナーの複数店舗アカウント、百貨店、eコマースサイトを統括してきた。さらに、米国における Silhouette の「Click & Collect」（クリック＆コレクト）施策の立ち上げにも中心的な役割を果たした。Silhouette 入社以前は、ラグジュアリーコンサインメントプラットフォーム The RealReal でシニアグループマネージャーを務め、Oliver Peoples Eyewear では10年以上にわたり勤務し、シニアセールスディレクターに昇進。同ブランドのラグジュアリー市場における成長に貢献した。現在は Optical Women's Association のマーケティング委員会メンバーおよび Vision Council のメンバーを務めている。

今回の昇格は、1964年創業の Silhouette が品質とイノベーションへのコミットメントを継続する中で実施された。オーストリア・リンツに本社を置く Silhouette Group は、プレミアムリムレスアイウェアのグローバルリーダーであり、1999年に発表した革新的なネジなし・ヒンジなし・リムレス構造の「Titan Minimal Art」（チタン・ミニマル・アート）モデルで知られる。同社はオーストリア製のフレームとレンズを提供するサステイナブルなフルサービスプロバイダーとして、100カ国以上のグローバル市場に製品を展開している。