ThredUp、新取締役に財務のベテラン、ケリー・ボドナー・バトルズ氏を任命

ThredUpは、財務分野のベテランエグゼクティブであるケリー・ボドナー・バトルズ氏を、2025年12月1日付で取締役に任命したと発表した。バトルズ氏は監査委員会の委員長に就任する予定である。この人事は、AIファーストのリセールマーケットプレイスへの進化を加速させる同社が、財務ガバナンスの強化を図る取り組みの一環である。

ThredUpの共同創業者兼CEOであるジェームズ・ラインハート氏は、「ケリー氏が持つ、特に急成長中の複数の上場企業における財務リーダーシップおよびコーポレートガバナンスの経験は、ThredUpが事業を拡大し成熟していく上で非常に貴重である」と述べた。さらに、同氏の戦略的指導力は、同社が「テクノロジーを活用し、リセールの未来を再定義する」上で鍵となると付け加えた。

Alpha Medical、Quora、Bracket Computing、およびHost AnalyticsでCFOを歴任するなど、35年以上にわたる財務および戦略の経験を持つバトルズ氏は、「このような極めて重要な時期にThredUpの取締役会に参加できることを大変嬉しく思う」と語った。また、リセール市場が「転換期を迎えており」、ThredUpが業界の次なる章を形成する上で絶好のポジションにいると指摘した。

バトルズ氏は現在、Arista Networks、Genesys、Qumulo、およびAlpha Medicalの取締役および監査委員も務めている。過去にはウィキメディア財団の監査委員長も歴任した。

同氏は、パトリシア・ナカチェ（会長）、イアン・フリードマン、マンディ・ギンズバーグ、ティモシー・ヘイリー、ダン・ノヴァ、コレサ・ラッシング、ノーム・パランスキー、そしてCEOのジェームズ・ラインハートが名を連ねるThredUpの取締役会に加わることになる。