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高級宝飾品ブランド「グラフ」がサイバー被害 

By Don-Alvin Adegeest

2021年11月17日

小売

画像: Graff
画像: Graff

高級宝飾品ブランドの「グラフ(GRAFF)」がサイバー攻撃に合い、顧客データの流出やデータを人質にした身代金要求の被害を受けたことがわかった。

攻撃はロシアの「Conti(コンティ)」というグループによるものと見られており、すでに1万1千人の顧客に関する6万9千点の機密文書が盗まれたという。顧客のなかにはオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)やデビット・ベッカム(David Beckham)、トム・ハンクス(Tom Hanks)、フィリップ・グリーン卿(Sir Philip Green)などの著名人も含まれていた。

また、流出したデータには顧客リストや請求書、領収書、貸方伝票のほか、顧客の自宅住所などの個人情報が含まれていたと報道されている。

同社は英『デイリー・メール』紙の取材に対し、「残念ながら当社も多くの企業同様にならび、被害は限定的ではあるものの巧妙なプロの集団によるサイバー攻撃の標的になってしまった」とコメントしている。

また、「当社のセキュリティシステムによりネットワークへの侵入行為に対する警告を感知したため、迅速に対応しネットワークを遮断した。関連する法規制当局や英国プラバシー監視機関(ICO)にも報告し、捜査に協力している。データが流出してしまった顧客にも連絡し、適切な対応について案内している」と加えた。

同社によるとシステムは数日のうちに再構築・再稼働されており、修復不可能なデータの損失は免れているという。