「ア コールド ウォール」が韓国に初の実店舗を開設

ロンドン初のストリートウェアブランド「ア コールド ウォール(A COLD WALL、ACW)」が韓国に初の実店舗を開設した。場所はソウル市内の現代百貨店貿易センター店内で、今年の第一四半期内に第2号店も開設する予定。両店ともに商業施設内に設置するインショップ形の店舗で、韓国ファッションのコンサルティングと輸入代行を行うモダンワークス(Modern Works)と共同で開発する。

「ACW」はプレスリリースで、「現代百貨店はその独特な建築の陰の原動力として、言わずと知れたモダニストの原理やモジュラリティ、およびシステムを基盤としたデザインを物語っている」とコメントしている。

初の実店舗は60平米の広さで、現代百貨店内の3Fにあるインターナショナル・デザイナー・ブティックのエリアの一部分に位置する。「ACW」のデザイナー兼創設者、サミュエル・ロス(Samual Ross)の産業デザインでの経験を反映した売り場では、ブランドの視覚的言語を引き出して作り出されたイノベーティブな空間に、服やアクセサリー、限定商品を取り揃えている。

また、一際目を引く鮮やかなオレンジを基調とした店内は、「目に見えるエネルギーを空間全体に創り出す」とともに、「前向きな意志を示している」と同社は語る。

なお、ソウル2号店は今年3月にロッテ百貨店 蚕室店に開設予定で、初店舗同様に初店舗と同じくモダンワークスと共同開発する。