「ユニクロ」と「セオリー」の同居店舗がロンドンに登場

ファーストリテイリング（以下、ファストリ）は、欧州初となる「ユニクロ」と「セオリー」の同居店舗を4月21日ロンドンに開業する。

新店舗はリージェントストリートの101から113番地に位置し、1900㎡の面積を誇る。同店舗についてファストリは、「“ユニクロ”史上最も重要な店舗」と表現している。

店舗が入る建物は全3階建てで、1階には「セオリー」が専用の出入口付きで入る。

店内ではサステナビリティへの取り組みとして、英国において「ユニクロ」が手がける初のリペアスタジオを展開し、日本の伝統的な刺子の技法を用いた衣類の修理やリメイクサービスを提供するほか、庄三郎はさみや京都のみすや針、刺し子糸など日本の裁縫道具も販売する。

また使用済みの「ユニクロ」商品を回収する「RE.UNIQLO」のリサイクルボックスも設置されており、回収した服は長年のパートナーである国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）の難民支援活動に寄付されるとともに、英国を代表する芸術大学セントラル・セント・マーチンズと連携し、同校の学生によるアップサイクル・プロジェクトに利用されるという。