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「マンゴー」、地中海をテーマにしたコンセプト・ストアのアジア一号店開設

By Rachel Douglass

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Mango Singapore 'New Med' concept store. Image: Mango

海外事業拡大を図るスペインの小売「マンゴー(MANGO)」は、シンガポールにオープンした新店内に、同社が展開する地中海をテーマにした「New Med(ニュー・メド)」コンセプト・ストアのアジア第一号店を開設した。

現在「マンゴー」はシンガポールで今年4月に追加オープンした店舗を加えて全10店舗を構えており、今回営業を開始した売り場面積500平方メートルにおよぶコンセプト・ストアが新たに加わり、アジア事業を強化する。

また同社は今年、海外進出30年を迎えており、今後さらに海外における成長を加速させる。

プレスリリースによると、同社は年末までに新たに世界で270店舗を増やし、合計5大陸で約2600店に販売ネットワークを広げる計画だという。

「マンゴー」のダニエル・ロペス(Daniel López)事業拡大ディレクターは、今回のコンセプト・ストアの開設について「当社の海外進出30周年を記念し、国際戦略において重要な市場の一つであり、将来にわたり継続的な成長を期待しているアジアへのコミットメントを強化していきたい」とコメントしている。

アジアにおいて「マンゴー」は1995年に同市場初の店舗をシンガポールと台湾に開設している。

現在、直営店や百貨店店舗を含めてアジアで合計450店を営業している。

これらのうち、海外戦略上特に注力しているインドでは、昨年から今年にかけて33店舗を開設した。

また欧州ではフランス、イタリア、英国などで事業拡大を進めるほか、米国やカナダでも事業強化を計画している。

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