豪の「MAAP」、アムステルダムに新形態の店舗オープンへ
By Danielle Wightman-Stone
loading...
オーストラリアのサイクリングウエアブランド「MAAP(マープ)」が、欧州事業拡大戦略の一環としてアムステルダムに「LaB」コンセプトによる店舗を開設することを明らかにした。オーストラリア外で同形態の店舗を展開するのは今回が初めて。
「Life Around Bikes(自転車を囲む生活)」の頭文字を取った「Lab」は、店舗の周辺の環境から生まれた小売コンセプト。「MAAP」はメルボルンに開設した第一号店の成功を受けて、今回欧州に広げることとなったとしている。
「Lab」の店内では、売り場に地域のサイクリスト・コミュニティのためのスペースを併設する。アムステルダム店ではサイクリングウエアを販売する傍ら、各種イベントや走行会、異業種コラボレーションなども開催していく。
「MAAP」のオリバー・カズンズ(Oliver Cousins)共同創設者はプレスリリースで「昨年6月のLaBメルボルン店の開店以来、サイクリスト達から大変有難い反応をいただいている。メルボルンのチームはサイクリングという芸術やその発展に貢献するという“MAAP”がコミットするものすべてに心血を注ぎ、異なる創造的な背景を持つサイクリストたちが集う活発な活動拠点を作り上げてくれた」とコメントしている。
また「(LaBの国外展開にあたり)世界各国の都市を検討し、候補地を絞ってきた。アムステルダムが次の目的地であることを発表できて嬉しく思う」と加えている。
なお「MAAP」は欧州や米国市場への事業展開を後押しするため、この先12カ月間の間に英国兼欧州のマーケティング部門責任者をはじめとする新たな人員の採用をアムステルダムおよび他の欧州地域や国際チームで行っていくとしている。
マープ
サイクリング
Maap