マヨルカ島発カルミナ、東京・丸の内に新店舗をオープン

1866年創業のマヨルカ島発シューズブランド、カルミナ・シューメーカーは、2025年第4四半期にルクセンブルク、ロンドン、および東京に3つの新たな直営ブティックをオープンし、国際的な事業展開を継続する。

最初のオープンは9月30日で、ルクセンブルク中心部のAvenue Porte-Neuveに開店する。その2週間後の10月15日には、ロンドンのメイフェア地区にあるClifford Streetに新店舗を開設し、3店舗目は11月30日に東京で最も高級な商業エリアの一つである丸の内仲通りにオープンする予定である。

これらの新店舗オープンにより、カルミナは年末までに直営店10店舗のネットワークを構築することになる。店舗はパルマ、バルセロナ、マドリード、パリ、ニューヨーク（Grand CentralおよびMadison Avenue）、サンフランシスコ、ルクセンブルク、ロンドン、そして東京に展開される。

今後数年間、同社は2〜4店舗の新規出店を伴う緩やかな成長を見込んでおり、特にドイツ市場に注力し、ミュンヘンおよびハンブルクを優先的な出店候補地としている。また、米国での新たな機会も検討中である。

同社の全モデルは、現在も工房と事業拠点を置くマヨルカ島のインカで生産されている。そこでは、職人チームが伝統的な技術と現代市場のニーズに合わせた製法を組み合わせ、シューズを製造している。