ナイキ、ロンドンにウィメンズ向け新店舗を2カ所オープン

米スポーツウェアブランドのナイキは、ロンドンにウィメンズ向けの新店舗を2カ所オープンする。これは、将来の成長を促進するため、「大胆で特徴的なスポーツリテール体験」の創出に投資するという同社の継続的な戦略の一環である。

最初のウィメンズ専門の実店舗は、ロンドンの百貨店セルフリッジ内にオープンした。ナイキは同百貨店での長期的な展開を確保している。約93平方メートルのショップインショップは、「ナイキのスポーツパフォーマンス製品」や限定製品、さらにKNWLS Nikeをはじめとする「需要の高いコラボレーション製品」など、女性向けにキュレーションされたアイテムに焦点を当てるよう設計されている。

また、この店舗ではナイキの新しいランニングコレクションである「Winterized Swift」プレミアムアパレルレンジも展開する。

セルフリッジでのオープンと並行し、ナイキは11月6日にチェルシーのKing’s Roadにある店舗をウィメンズ専門店としてリニューアルオープンする。同店では「ナイキの最高の製品、体験、サービス」を提供する。

店舗名は「Nike Women」としてリブランディングされ、スポーツパフォーマンスウェアおよびナイキのスポーツウェアコレクションを中心に、ウィメンズウェアの限定商品を展開する。

King’s Road店は、「ナイキらしさ」を明確に打ち出した美学でデザインされる。店内には、ナイキのミューズである翼を持つ勝利の女神を反映した大規模な翼の彫刻が設置され、「遊び心があり、エネルギッシュで、プレミアムな方法で」女性に響く空間を目指す。

店舗の主な特徴として、買い物のしやすさを考慮して設計された「統一感のあるブティックのようなフットウェアウォール」や、特別に構成されたシーズナル商品、そして「最高のナイキ」に焦点を当てたビジュアルウィンドウが挙げられる。

Nike Direct EMEAのヴァイスプレジデントであるステファニー・ストライクは、声明で次のように述べた。「『Nike Women』King’s Road店およびセルフリッジ内のナイキのショップインショップは、女性にサービスを提供するというナイキのコミットメントを反映している。それぞれの店舗は、ロンドンおよびそれ以外の地域におけるスポーツとスタイルのカルチャーを形成する、新しい体験、製品イノベーション、インスピレーションを提供するナイキならではの空間を創出する。これらの小規模な店舗形態は始まりに過ぎず、今後すべてのリテール拠点においてナイキが女性にどのように向き合っていくかに影響を与えるだろう。」