マイケル・コース、アリババ「Tモール」に出店
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米国アパレル・アクセサリーブランドのマイケル・コース(MICHAEL KORS)が中国EC大手アリババグループ(ALIBABA GROUP)の運営する 「Tモール(TMALL)」にオンライン旗艦店を出店することがこのほど明らかになった。
新オンライン旗艦店はアリババグループが2017年から展開するラグジュアリー&プレミアムブランドを対象とした「ラグジュアリーパビリオン」内に登場する。マイケル・コースにとって中国市場における初の社外出店となる同店舗では、通常のウィメンズおよびメンズ商品に加え、Tモールでのみ取り扱う限定商品も展開する。
マイケル・コースの持ち株会社であるカプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS LIMITED)のジョン・D・アイドル(John D. Idol)会長兼最高経営責任者は今回のTモールでの出店について「TモールならびにTモールのラグジュアリーパビリオンへのオンライン旗艦店出店が叶い、大変興奮している。中国ではラグジュアリーブランドのインターネット購入が増えており、Tモールのラグジュアリーパビリオンへの出店はマイケル・コースのブランドビジョンを消費者に訴求する上で最適なプラットフォームとなる」とコメントしている。
マイケル・コースは中国におけるB2CのEC最大手であるTモールの影響力に目をつけた形だ。マイケル・コースは現在中国本土で149の実店舗 を構える。
タオバオおよびTモール社長のジャン・ファン(Jiang Fan) 氏は「マイケル・コースはアイコニックで多くの人に愛されるブランド。中国事業の加速を図る同社とパートナーシップを組めることを大変嬉しく思う。今回の連携により、当社の7億人を超えるユーザーによりよい製品およびワンランク上のショッピング体験を提供することが可能となる」と述べている。
写真クレジット: Michael Kors, Facebook