VFコープ、ミラノにマルチブランド店舗を開業へ
By Huw Hughes
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VFコーポレーション(VF Corporation、以降VFコープ)は今秋ミラノに初のマルチブランドを扱う店舗を開業する。同社によると新店舗は今後VF コープが出店する類似店舗の“雛形”となるという。
ミラノのオレフィッチ通りにある歴史的なビルに入る2万2千平方フィートの店舗にはVFコープの「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」「ティンバーランド(Timberland)」「ナパピリ(Napapijri)」ブランドのコレクションが並ぶほか、他の傘下ブランドの商品も定期的に販売していく。
売場スペースは3フロアに分かれており、1階部分には「ザ・ラブ(The LAB)」と呼ばれるコラボ商品や限定コレクションを展開するエリアやフィッティングルーム、共用エリアが設置される。
VFコープのマルティーノ・スカビア・グェリーニ(Martino Scabbia Guerrini)EMEA地域プレジデントは「顧客サービスの向上のため今回新たな“マルチブランド・リテール”という販売形態を導入するとともに、顧客マインドでリテール中心、ハイパー・デジタルな事業推進に向けた当社戦略を一歩前進させることができ大変嬉しく思う。新販売形態が将来的に他の地域や都市におけるマルチブランド店舗の雛形になればと考えている」とのコメントを発表している。
新店舗は6月より改装工事を開始し、2020年秋に開業予定。VFコープは傘下ブランドの販売店として現在1,500店舗を保有・運営している。
写真クレジット: VF Corporation
VFコーポレーション