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「ヒューゴ ボス」がオンラインショッピング利用者向けにVR試着室を導入

By Huw Hughes

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Image: Hugo Boss AG

ドイツのラグジュアリーブランド「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」がオンラインショッピングの利用者向けにアバターを使って商品の使用感を疑似体験できるVR(仮想現実)試着室の導入を開始した。

VR試着サービスを提供するリアクティブリアリティ社(Reactive Reality)とタイアップしたもので、初期段階としてドイツ、英国、フランスの利用者を対象としている。

利用者はリアクティブリアリティ社のプラットフォーム「PITCTOFiT(ピクトフィット)」で自分のアバター(マネキン)を作り、「ヒューゴボス」の数千点の商品のなかから好きなものを試着できる。

アバターのサイズは利用者本人の身体に合わせて調節できるため、利用者はより現実に近い着用イメージを把握することができる。

リアクティブリアリティ社ステファン・ハウスヴィスナー(Stefan Hauswiesner)CEO兼共同創設者は「“ヒューゴ ボス”とのコラボレーションの発表に大変興奮している」とコメントしている。

同氏は「世界的なパンデミックはファッション業界の急速な発展をもたらしており、業界が新しく楽しいオンラインショッピングの手法を求める消費者の需要に対応できるよう支援していきたい」と説明。

さらに「当然のことながら、消費者の中にはまだ実店舗に足を運ぶことに不安があったり、店に行くことが難しい方もいるため、あらゆるオンラインストアや買い物アプリに統合できる当社の技術は両者にとって完璧なソリューションを提供できる」と加えている。

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