業界人の新常識、メタバース用語の完全攻略ガイドPart 2
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前回に引き続き、話題のメタバース関連用語を解説。Part 1はこちらをクリック
ブロックチェーン(Blockchain)
記録されたデータの集合体を特定のコンピュータのネットワークでのみ改ざん・更新出来るようにするプラットフォーム
暗号通貨(Cryptocurrency)
オンラインやオフラインで使用できるデジタル形式の通貨。通貨を購入した本人が管理したり生成したりできる。中央主権的な第三者の代わりにセキュアな通信を確保するための暗号化技術を用いた分散型のシステムで運用されている。
ミントする(Mint)
NFTを新たに作り出す工程。特定の資産に関する唯一無二性の証明書の発行とも関連する。
メタバース・ウォレット(Metaverse wallet)
別名、デジタル・ウォレット、暗号通貨ウォレット。ユーザーが暗号通貨を保存したり、取引に使用するためのデジタルな財布。
分散化(Decentralisation)
デジタル資産管理やブロックチェーンプラットフォームにおける分散化とは、統制や意思決定を単独の代表者ではなく広範なネットワークで行う仕組みを指す。
分散型自律組織/ DAO(Decentralised autonomous organisation)
ブロックチェーンを基盤とし、参加者自らが自立して運営する組織。メタバースの場合には、ユーザー間に役割を分散させ、コミュニティ主体の空間づくりを行うためのコンセプトとして導入されることが多い。
フィジタル(Phygital)
オフラインを表す「フィジカル(Physical)」とオンラインを表す「デジタル(Digital)」を合わせた造語で、服や美術品など現実世界で使えるものとデジタル形式のものと両方が存在する商品のこと。ファッションブランドではこうした「フィジタル」商品について、現物と同じデザインの商品を購入者の仮想世界でのアバター用にデジタル版でも展開する事例が出てきている。オンラインの双子を意味する「デジタル・ツイン(digital twin)」と呼ばれることも。
クリエーターエコノミー(Creator economy)
インフルエンサー文化の進化系。メタバース上(またはデジタルプラットフォーム上)で独自のコンテンツを制作し、収入を得ている個人やブランド、ソーシャルメディア・インフルエンサーによる経済活動。
価値のインターネット/ IoV (Internet of Value)
一般的にブロックチェーンや暗号通貨など分散型運用の仕組みを利用した技術を表す。利用者同士が価値や資産、データを金銭価値と引き換えることができる国際的な決済ネットワークのシステムで、株式や議決権、知的財産、音楽など幅広い資産に応用が可能。また、IoVは現実世界の資産に結びつけて、遠隔で管理を行うこともできる。