記事の著者 Isabella Naef
伊の2社、ファッション業界のサステナビリティに関する無償研修の提供を開始
loading... - ビジネス
伊で高級ソール製造を手がけるトレ・ゼータグループ(Tre Zeta Group、以下、トレ・ゼータ)がマソーニ・コンサルティング(Masoni Consulting)と協働し、ファッション業界でサステナビリティを推進するための新しい技術を習得する研修コースの提供を開始した。受講料は無料で、初回の研修は10月に開講する。 コースはマソーニ・コンサルティングが理系の大学などを卒業し、ファッション関連のサステナビリティに関わる職種への就業を希望する若い層を対象に開発したもので、全80時間の講習をオンラインで受講する。 内容は皮革製品、ラグジュアリー、テキスタイル分野に関連する環境・社会・ガバナンスの3つに分かれており、コースを通じてサステナビリティに関する専門知識ならびにファッション企業での...
「フルラ」、ロックダウンからの復活のシナリオ
loading... - ファッション
ミラノ- 新型コロナウイルスのワクチン接種が広がり、最悪の事態からの出口が見え始めるなか、ファッション企業はどのようにパンデミックを克服し、ポストコロナ後のリカバリーに向けた戦略を立てていくべきか。Eコマースで得た大きな成果を活用しながら、いかに販売活動の立て直しを図るか。FashionUnitedがこうした質問を投げかけたのは、1927年に創業し世界的にも知られるイタリアの伝統的なブランド「フルラ(Furla)」のマウロ・サバティーニ(Mauro Sabatini) CEO。1月にCEOに就任したばかりのサバティーニCEOは、同社に業界戦略パートナーとして18年間在籍し、サプライチェーンでの豊富な経験と海外事業の深い見識を持つ。「オムニチャンネル」「顧客体験」「フットウェア部門の強化...