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デニム news and archive

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デニム展示会「キングピン」:サステナビリティの新たな形、顕著に

毎年オランダ・アムステルダムで開催されるデニムの展示会「キングピン(Kingpins)」が開催された。初参加の来場者ならば、最寄駅に降り立った瞬間から会場までスムースに辿り着けたことだろう。入り口ではデニムを着た人だかりが、開場前から列を作っていたのだから。 昨年同様デザイナーや服地メーカー等約100社が出展する会場内。今年は特にサステナビリティー対策をアピールする展示が目立った。ここ数年で社会的関心が高まっているテーマであるが、新たな形で展開する事例が出始めている。欧州の法規制やZ世代の期待などサステナビリティーに関する話が来場者、出展者の両サイドから聞こえてくる。「Zero-waste(廃棄ゼロ)」「Low-emission(温室効果ガス排出量低減)」「Deadstock(売れ残り...

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ファッション

復活!「ベルボトム」:ランウェイから街中まで〜’22年春夏注目のトレンド

ここ数年ワードローブに定着したスキニージーンズ同様に、流行のサイクルを繰り返すベルボトムパンツ。その起源は米国海軍で、19世紀初頭に水平が制服がわりに着ていたのが始まりだ。同世紀の半ばに入ると英国王室海軍の制服として正式に採用されたが、当時の主流は裾を簡単にまくり上げることができる実用的なものであった。 それから1世紀後、ベルボトムは1960年〜70年代に活況であったヒッピー文化とともに人気が上昇し、サボサンダルやキューバンヒールのブーツなど踵が高めの靴に合わせたスタイルが流行した。ピッタリとした太もも周りに、膝から下が徐々に幅広になっている鐘(ベル)のような見た目から「ベルボトム」と名が付いたが、フレアパンツと呼ばれることもよくある。以来、裾が一段と広くなっている「ルーンパンツ」や靴...

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