化粧品大手の「ロレアル(L’ORÉAL)」は、北アジアゾーンの5市場が同社グループ内で初めてカーボンニュートラル(二酸化炭素排出量実質ゼロ)を達成したと発表した。 5市場に含まれるのは日本をはじめ、韓国・香港・台湾・中国本土。 「ロレアル」は2020年にサステナビリティ目標『ロレアル・フォー・ザ・フューチャー』を策定し、2025年までに世界中の全拠点でカーボンニュートラルを達成すると宣言していた。今回の発表はこれに則ったものとなる。 カーボンニュートラルの達成は、同社が上海で主催した「2022年ロレアル北アジア・中国間接調達サプライヤーデー」で「ロレアル」の北アジアゾーンのプレジデント兼ロレアルチャイナのファブリス・メガルバン(Fabrice Megarbane)最高経営責任者(CEO...
2022年8月9日
化粧品ブランドの「レブロン(REVLON)」は、米のオリジン・マテリアルズ(Origin Materials)社とカーボンネガティブ材料を使用した次世代メイクアップ用品向け包装材の開発でパートナーシップを組んだ。 パートナーシップの一環として「レブロン」は、オリジン・マテリアル社が特許を取得しているカーボンネガティブなクロロメチルフルフラール(CMF)由来のプラスチック「Origin PET」の商業的容量を「レブロン」が留保するとした覚書を締結した。 パートナーシップにより、「レブロン」は、オリジン・マテリアルズ社の技術をベースにメイクアップ用品の包装材の新たなサステナブル素材の開発と商業化を加速していきたいとしている。 「“レブロン”のオリジン・マテリアルズとの取り組みを通じて、すべ...
2022年8月3日
2022年第2四半期の化粧品業界は大手の出資や買収が目立った。さらに老舗ブランドのリニューアルや化粧品各社による新たなサステナビリティ戦略の導入もニュースを賑わせた。 インクルーシビティ&サステナビリティ 前四半期は消費者の責任ある購買行動への意識の高まりを受け、多くのブランドが新たなサステナビリティ事業に着手した。「ザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)」は店頭でのリフィル(商品の詰め替え)サービスを全米に拡大したほか、スキンケアの「ミュラド(MURAD)」はリサイクル事業を展開する「テラサイクル(TerraCycle)」とパートナーシップを組み、自社ブランド商品の包装材を再利用すると慈善団体等への寄付金に交換できるポイントが付与されるプログラムを展開した。ラグジュアリーコ...
2022年7月18日
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